良血馬が期待に応えるか。
カイザーバル(牝、
父エンパイアメーカー、栗東・角居)が月曜阪神5R(芝1600m)にスタンバイ。母は04年
桜花賞、06年
ヴィクトリアマイルなどを制した
ダンスインザムード。11年
フェアリーSを勝った半姉
ダンスファンタジアを筆頭に、兄姉は全て勝ち上がりを決めている。「気のいい馬で、新馬向きだと思います」と吉岡助手はデビューを心待ちにしていた。
エンパイアメーカー産駒だが、体高があり四肢も長く、スラッとした
シルエットはいい意味で印象を裏切る。最終追い切りは
M.デムーロがまたがり、栗東CWで年長馬と併せて6F84秒4-39秒6-12秒4を計時。しなやかな身のこなしが目を引いた。「フットワークが大きいので、外回りの千六はピッタリ」と舞台を歓迎。鮮やかに初戦を制して、高みへと向かいたい。
提供:デイリースポーツ