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キタサンブラック菊花賞へ、北村宏「自分のリズムで行ければ大丈夫」/セントライト記念

デイリースポーツ
  • 2015年09月22日(火) 12時00分
 菊花賞トライアル「第69回セントライト記念・GII」(芝2200m)は21日、中山11Rに15頭で争われ、2番手から抜け出したキタサンブラック(栗東・清水久)が2分13秒8のタイムで快勝。春はスプリングSを制し、皐月賞でも3着に入った実力馬が6番人気の低評価を覆した。3/4馬身差の2着は逃げて粘り込んだ9番人気のミュゼエイリアン、さらに頭差の3着には10番人気のジュンツバサ。この上位3頭が菊花賞(10月25日・京都、芝3000m)への優先出走権を獲得。なお、1番人気に推されたダービー2着馬サトノラーゼンは中団から運んだものの、しまいの伸びを欠いて7着に終わった。

「緩いペースで行きたがっていたけど、最後まで頑張ってくれました」。コンビを組んで3勝目となった北村宏は、長所でもある相棒の踏ん張りをたたえた。

 この日は休み明けで、デビュー以来最高体重となる532キロでの出走。鞍上が「夏を越して実が入りドッシリしました」と確かな成長に目を細めれば、清水久師も「(12キロの)増加分はほぼ成長分。今回はかなり調教を積んだのですが、馬がよく辛抱してくれました」と胸を張った。

 次はもちろん菊花賞、3000mの淀の長丁場へ向かう。母父が短距離王サクラバクシンオーということもあり、戦前には距離不安がささやかれていたが、主戦は「自分のリズムで行ければ大丈夫」と力強くうなずいた。

 2冠馬ドゥラメンテ不在で混戦模様の牡馬クラシックラスト1冠。春に王道を歩んだ実力馬が、演歌の花道ならぬ、栄光の花道へと一直線に突き進む。

提供:デイリースポーツ

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