神戸新聞杯に出走予定の
キロハナ(牡3、池江)はここが7ヶ月ぶりの実戦になる。新馬、
つばき賞を連勝した後、
毎日杯を視野に入れて調整されていたが左ひざの骨折が判明し、休養を余儀なくされていた。
「まだ遊びながら走っているし、高い潜在能力を秘めています。伸びしろはありますし、ここで権利をとりたいですね」と担当の田重田助手。かなりの手ごたえを感じているようだ。
先週の段階で約470キロ。ちなみに前走の
つばき賞は456キロでの出走だった。「ムダな肉はついていませんし、少し幅も出ました。成長分ですね」と兼武助手。豊かな胸前、ハリのあるトモは良血揃いの池江厩舎の中でも目を惹く存在だ。
「調教の動きは先々週は申し分なかったのですが、先週は少し物足りないところがありました。それでも、しっかり負荷はかかっていますからね。今週追い切れば、さらに変わってくるでしょう」(兼武助手)
今週は全休日が火曜日だったため、23日は軽めの調整にとどめる馬が多かった。明日24日は
キロハナをはじめ、多数の追い切りが見込まれる。
(取材・写真:花岡貴子)