地力強化著しい
ディサイファが
毎日王冠に挑む。前走の
札幌記念で強敵を撃破。その後はいったん短期放牧に出され、9月10日に美浦トレセンに帰厩。秋のGIで主役の座を狙う。
9月30日の1週前追い切りは美浦坂路で4F54秒3-39秒6-13秒4をマーク。時計のかかる馬場状態にもかかわらず、最後までしっかり伸びていた。夏よりも馬体がひと回り大きくなっており、体調の良さがヒシヒシと伝わってくる。
「状態は高いレベルで安定しているよ。この中間、馬体にぐんぐん幅が出てきたし、しっかり乗り込んでいるからね」と小島太師は好仕上がりをアピールする。
昨秋のGIは
天皇賞・秋12着、
ジャパンC15着と大敗。陣営は大舞台の壁の厚さを思い知った。もっと成長しなければ…強い思いを胸に、この1年を過ごしてきた。秋の始動戦には強豪が集った。「このメンバーで好勝負ができれば夢が膨らんでくるね」と指揮官は大きな期待を寄せている。
提供:デイリースポーツ