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【日本テレビ盃】(船橋)〜サウンドトゥルーが制して重賞初制覇

ラジオNIKKEI
  • 2015年10月07日(水) 21時03分
 船橋競馬場(天候:晴 馬場:良)でダートグレード競走の第62回日本テレビ盃(第11競走・3歳以上オープン・JpnII・ダート1800m・1着賞金3200万円)が12頭によって行われた。
 スタートして単勝1.6倍の1番人気となったJRAコパノリッキーがスタンド前で先手を取り、2番手に2番人気のJRAクリソライトがマークするようにつけ、前の2頭が3番手以下を離してレースが進んだ。向正面では3番手が船橋のサミットストーン、4番手がJRAラヴィアンクレール。その後を3番人気のJRAサウンドトゥルーが追走した。
 3コーナーを回ってクリソライトが逃げるコパノリッキーを捕まえに出て4コーナーでは2頭が並んだ。これに外からサウンドトゥルーが勢いよく追い込んで、直線では先頭に立ったクリソライトを交わし、最後は3馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒2。勝利騎手は大野拓弥コパノリッキーは直線で失速してクリソライトから7馬身差の3着に終わった。ラヴィアンクレールが4着で5着はサミットストーン
 サウンドトゥルーは、JRA美浦・高木登厩舎所属。父フレンチデピュティ母キョウエイトルース(母の父フジキセキ)という血統の栗毛の5歳セン馬。地方競馬で走るのは今回が初めてで、重賞は3度目の出走で初制覇となった。通算成績は29戦7勝(中央競馬では28戦6勝)。

<関係者のレース後のコメント>
1着 サウンドトゥルー
大野拓弥騎手
「調教から具合がいいのは分かっていました。船橋は小回りなので、3〜4コーナーで射程圏に入れられるようにと考えていました。思った以上に1〜2コーナーでうまく立ち回れました。前の2頭のペースは速いと思っていました。本当はもっと動くのを我慢してもいいかなと思ったのですが、小回りを考えて動きました。ゴールに入った瞬間は嬉しかったです。JBCに行くような話を聞いているので、また頑張りたいです。」
高木登調教師
「小回りコースは得意ではありませんが、船橋は追い込みがきくかなと思っていました。スタートして内に押し込められていたのですが、うまく捌いてこれました。ここにきてようやく本格化してきたかなという感じです。馬体に柔らかみが出てきました。奥手の血統だと聞いていたので完成してきたのかと思います。今後はJBCを視野に入れて、馬の状態を見てオーナーと相談して決めます。」

2着 クリソライト 音無秀孝調教師
「調子は悪くなかったのですが、相手をマークしすぎてしまいました。」

3着 コパノリッキー 武豊騎手
「骨折休養明けなので、いい時ほどのパフォーマンスではありませんでした。58キロを背負っていましたし、仕方がないかなと思います。使って良くなる馬ですし、次ですね。」

(取材:山本直)

ラジオNIKKEI

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