7歳馬パワースポットが重賞初Vを狙う。オープン入りは昨秋の紅葉S。そこから重賞で3着3回と、奮闘を重ねる遅咲きの牝馬に「よく頑張ってくれている」と菊沢師は目を細める。夏場を休養に充てて迎える秋初戦。「昨年や一昨年よりも馬に柔らかさがある。いい休みになった」。東京の直線は自慢の末脚を発揮できる絶好の舞台。タイトル奪取へお膳立ては整った。

提供：デイリースポーツ