18日、京都競馬場で
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)が行われ、中団でレースを進めた
浜中俊騎手騎乗の1番人気
ミッキークイーン(牝3、栗東・
池江泰寿厩舎)が、3〜4コーナーではやや窮屈なところにいたものの、直線で問題なく進路を取って各馬を差し切り、最後は後方から追い上げてきた5番人気
クイーンズリング(牝3、栗東・
吉村圭司厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒9(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気
マキシマムドパリ(牝3、栗東・松元茂樹厩舎)が入った。なお、2番人気
タッチングスピーチ(牝3、栗東・石坂正厩舎)は6着、3番人気
レッツゴードンキ(牝3、栗東・
梅田智之厩舎)は17着に終わった。
勝った
ミッキークイーンは、
父ディープインパクト、
母ミュージカルウェイ、
その父Gold Awayという血統。前哨戦の
ローズSでは出遅れが響き2着に敗れ、本番の今回も不利とされる大外枠を引いてしまったが、それを見事にはね除ける快勝で、春の
オークスとの2冠を達成した。また、鞍上の
浜中俊騎手は昨年の
ショウナンパンドラに続く
秋華賞連覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ミッキークイーン(牝3)
騎手:
浜中俊厩舎:栗東・
池江泰寿父:ディープインパクト母:ミュージカルウェイ母父:Gold Away馬主:野田みづき
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:7戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年
オークス(GI)
【
浜中俊騎手のコメント】
(1番人気に応えられて)ホッとしました。問題なくスタートできれば押していいポジションを取ろうと思っていましたが、その通りにレースを進められたと思います。後ろ過ぎると届かないというケースが多いので意識的に行きました。(4コーナーでは)馬群の中でストレスがかかったと思いますが、素晴らしい精神力で突き破ってくれました。時計の速さもこの馬の強さあってこそのものだと思います。