菊花賞(10月25日・京都芝3000m)は
日本ダービーと同じ「1枠」での出走となる
サトノラーゼン(栗東・
池江泰寿厩舎)。今朝23日は坂路馬場で4F67.2秒のキャンター。前半から落ち着いた雰囲気でキャンターし、ラスト1F標識手前で上手に手前を替えて、駆け上がってきた。
画像は厩舎周りでの引き運動の様子だが、非常に落ち着いた雰囲気。パドックではそわそわしたような仕草を見せるタイプだが、栗東での様子を見ているかぎりでは、長距離に適した気性の持ち主という印象がある。
アルバートドック(栗東・松田博資厩舎)は、いつものメニューでCWを2周。2周目の最後の直線は前にいた馬を捕まえに行くような仕草を見せて、元気いっぱい。調教を終えて馬場から上がってきた時に大きな物音に驚いていたあたり、まだまだ若さの残る気性だが、状態に関しては前走以上だろう。
(取材・写真:井内利彰)