自信を胸に大舞台に挑む。
オールカマーで鮮烈な差し切りを決めた
ショウナンパンドラ。池添は「強いメンバーと戦っても通用することを証明してくれた」と快勝劇を振り返る。4歳秋を迎えて大人の女へ。追い切りでも躍動感が増しており、1週前には栗東坂路で4F54秒2-12秒1(一杯)。パートナーを一気に突き放した内容に「GIではさらにもう一段、状態を上げなければならないが、確かな上昇を確認できましたからね。今の出来なら楽しみです」と手応えを口にする。すごみを増した末脚で、並み居る男馬を直線一気に切り捨てるか。
俊敏性が戻ってきた。前走の
毎日王冠(3着)で復活への手応えをつかんだ
イスラボニータ。最後は競り負けたが、追いだしての反応や加速には本来の鋭さが感じられた。1週前追い切りは蛯名を背に美浦Wで4F60秒2-14秒1(馬なり)、25日にも同58秒7-14秒3(馬なり)をマークしており、使われての上積みは大きい。栗田博師も「1週前追いを終えて雰囲気はピリッとしてきた。実戦を使った効果は大きいね。目覚めた感じだよ」と体調アップを約束する。「昨年との比較で精神面では大人になった部分はある。態勢面でも今年の方が上積みはあると思う」と自信の表情。
皐月賞馬が久々に輝きを放つ
提供:デイリースポーツ