日曜京都5R(芝2000m)で、注目の“18冠ベビー”
ロイカバード(牡、
父ディープインパクト、栗東・松永幹)がターフに登場する。「変な癖もなく、気性的に悪いところはないと思う。いいフットワークをするし、素質はありますよ」と松永幹師は目を細める。
2億4000万円で落札された高額馬だ。
母アゼリは02年BCディスタフなど、11個のGIタイトルを奪取。02年に日本の
年度代表馬にあたるエクリプス賞を獲得し、10年には殿堂入りを果たした世界的名牝だ。そして、父は日本が誇る7冠馬
ディープインパクト。究極とも言える血の結晶に、期待が集まるのも当然だろう。
1週前には
武豊を背に栗東CWで6F84秒4-39秒5-12秒1をマーク。
アムールブリエ(4歳オープン)を0秒5差ぶっちぎった内容に名手は声を弾ませていた。「動きは良かった。仕上がっている。ディープ産駒らしく、いいフットワークだね。期待しているよ」。まずは初戦を鮮やかに決め、世代の頂点を目指したい。
提供:デイリースポーツ