タッチングスピーチは躍動感に満ちた走りで栗東坂路を駆け上がった。併せた
フォンタネットポー(3歳1000万下)をかわすことはできなかったが、4F52秒2-38秒4-12秒7はパートナーと同タイム。攻めに徹したプログラムを完遂した。「今年の競馬はこれで最後になると思うので、しっかり併せ馬をして負荷をかけました。間違いなく前走より走れるでしょう。力関係は分かりませんが、期待しています」と石坂師。悔いのない仕上げで大一番へ送り出す。
ペアを組むルメールは、パートナーに信頼を寄せる。「距離、それに外回りは合っています。GIを勝つことのできる瞬発力を持った馬ですから、自信を持って乗りたい」。こん身のラストスパートで最強女王へと上り詰める。
復活はあるのか。2年前の覇者
メイショウマンボは栗東CWで6F83秒6-37秒3-12秒3。スムーズな走りで態勢を整えた。「今は自分でブレーキをかけてしまう感じなので、ゴールを過ぎてもしっかりと追いました。気持ちの面が改善してくれればいいのですが」と飯田祐師は現状を明かす。体調よりも精神面がスランプの原因とあって、頭を悩ませている。
提供:デイリースポーツ