今週の東京競馬場で行われる新馬戦には、
コディーノの全妹や
ショウナンアデラの全弟を始め、良血馬がデビューを予定している。各レースから注目の新馬をピックアップして取材した。
●11月14日(土)
・東京5R ダ1400m
ストロボフラッシュ(牝2・美浦・
加藤征弘厩舎 父Speightstown 母Sheraton Park 母
父Cozzene)
加藤調教師「スタートは速いのですけど、二の脚がつかないところがあり、スピードに乗り切れない面があります。性格は穏やかで、乗り手の指示にも従順なので、あとは流れに乗れるかどうかですね」
・東京6R 芝2000m
ハートレー(牡2・美浦・
手塚貴久厩舎 父ディープインパクト 母ウィキッドリーパーフェクト 母
父Congrats 母はアメリカのGI馬)
手塚調教師「順調に乗り込んでいます。馬場が悪くても良い時計で走れていましたし、稽古の動きは抜群です。
ディープインパクト産駒で期待していますし、初戦から楽しみです」
●11月15日(日)
・東京5R 芝1600m
アフェクテューズ(牡2・美浦・
手塚貴久厩舎 父ディープインパクト 母オールウェイズウィリング 母
父Elusive Quality 全姉に阪神JF・GI優勝の
ショウナンアデラ)
手塚調教師「体質的に弱い面はありますが、調教の本数を乗り込んできて、脚元もだいぶ落ち着いてきています。やはり動かすと良いですし、ポテンシャルが高い馬ですね」
・東京6R 芝1400m
チェッキーノ(牝2・美浦・
藤沢和雄厩舎 父キングカメハメハ 母ハッピーパス 母
父サンデーサイレンス 母は
京都牝馬S・GIII勝ち 全兄に
東スポ杯2歳S・GIIIなど重賞2勝の
コディーノ)
津曲大祐調教助手「夏の札幌で使う予定でしたが、再度放牧に出してここまで延びました。現在は順調に調整ができていますし、この血統らしくとても素軽い動きを見せています。良いモノを持っていますね。初戦から期待しています」
(取材・写真:佐々木祥恵)