現地時間13日、香港・シャティン競馬場で行われた
香港カップに出走し優勝した
エイシンヒカリ(牡4、栗東・坂口正則厩舎、
武豊騎手)、2着
ヌーヴォレコルト(牝4、美浦・
斎藤誠厩舎、R.ムーア騎手騎乗)の各陣営コメントは以下の通りです。
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エイシンヒカリに騎乗していた
武豊騎手「コンディションはすごい良かったので、良いレースは出来ると思っていました。能力のすごい高い馬なんだけどコントロールが難しい馬なので、もしこの香港遠征が良い方向に出たらチャンスはあると思っていました」
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エイシンヒカリを管理している坂口正則調教師
「いつもは
テンションの高い馬なんですけれど、今日はわりと落ち着いていてたので、能力は出せるかなと思っていました」
(インタビュアーに次走の予定はお考えですか?と聞かれて)
「いや、それは全然。この後は放牧に出す感じですね」
(インタビュアーに来年のクイーンエリザベス2世Cへの参戦をお考えですか、と聞かれて)
「あとはオーナーと相談してからですね(笑)」
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ヌーヴォレコルトを管理している
斎藤誠調教師
「(ムーア騎手が)馬を信じて乗りますと宣言していたので、ちょっと位置取りが後ろかなと思いましたが届くと思っていました。日本の馬にうまくやられちゃいましたね。そこからでも追い込んで来られる脚があったので(海外でも)通用するんだな、と改めて思いました。まぁ2着続きなんですけど今日の末脚は目を見張る物がありましたし、今日は完璧に乗ってくれました。逃げた馬が勝ったわけでペース的に緩かったと思うんですが…。
末脚には磨きが掛かってきましたし、マルチな脚が使えるようになってきたのでいろいろな競馬ができると思います。あまり牝馬だとは思っていないので(笑)今後も牡馬を相手に戦っていくことになると思います。今日は残念でしたが収穫のあった一戦でした。(今後の海外遠征については)まったく通用しなかったわけではないので、馬場の適性などをよく見ていけば海外でも通用すると思いますし、いろいろと考えていきたいと思います」
(取材:斎藤 修)