重賞Vの舞台で一発を狙う。
アドマイヤデウスは、今回が骨折からの復帰3戦目。
ジャパンCは16着だったが、松田助手は「GIは
天皇賞・春(15着)も入れたら3戦連続で枠に泣かされていますからね」と(17)(18)(17)番と8枠ばかりの枠順を嘆く。今回の枠順決定は、24日に公開抽選で行われる。「岩田が引きます。(24日の)木曜から勝負ですね」と気合が入る。
中山芝2500mは、
日経賞Vの条件。「ト
リッキーなコースだけど、この馬は競馬が上手。
日経賞を見ていたら、あのくらい走れば勝てると思う」と強気な姿勢を崩さない。「元気だし、前走よりも上向き。大きくなり、GIでも戦える体に成長している」と最後まで歯切れが良かった。
これまでも幾度となく苦難を乗り越えてきた。
ゴールドシップが、引退レースで有終Vを狙う。トレセン全休日となった21日は大一番を前に、厩舎で最後の静養に努めた。今浪厩務員は「動きもシャープになり、重心も低くなった。勝った今年の
天皇賞・春の時と同じ雰囲気」と上積みを強調。4年連続の有馬参戦だが「具合的にも雰囲気的にも、前の3年と変わりない」と年齢による衰えを否定する。
いざ、感動のラストランVへ。2015年12月27日。
ゴールドシップが、日本競馬界に新たな芦毛伝説をつくる。
提供:デイリースポーツ