12月27日(日)中山芝2000mで行われる2歳のGII、
ホープフルSに出走を予定している栗東所属馬の最終追い切り速報をお届けしたい。
新馬、
黄菊賞と連勝中の
バティスティーニ(栗東・松田国英厩舎)は、
C.ルメール騎手を背にCWで
ナンヨーマークとの併せ馬。6F標識時点では3馬身ほど追走し、その差を徐々に詰めて、直線は内から併せていく形。追い出されてからは少し地味で、時計は6F84.8〜5F68.7〜4F53.8〜3F39.6〜1F13.4秒。1週前追い切りの動きも目立っていないので、あまり調教駆けするタイプでないのだろう。
アドマイヤエイカン(栗東・
須貝尚介厩舎)は2回目のハローが終了して、馬も閑散としたCWに
ロジクライとともに入場。こちらは道中2馬身ほど追走して、直線が内。相手が動いたこともあってか、追い比べでなかなか前に出ることはできなかったが、動き自体はしっかりしていた。時計は6F85.0〜5F68.9〜4F53.4〜3F38.5〜1F12.0秒。
ブラックスピネル(栗東・
音無秀孝厩舎)は、坂路で
ブチコとの併せ馬。追い切りは動くタイプなので、追走して先着という内容は想定通り。時計は4F52.4〜3F39.0〜2F25.3〜1F12.4秒と、1F目よりも2F目の方が遅いラップを踏んでおり、我慢できない若さは残っているものの、後半の伸びは前走時よりしっかりしている。
(取材・写真:井内利彰)