12月26日(土)阪神芝1400mで行われるGII、
阪神カップに出走を予定している栗東所属馬の最終追い切り速報をお届けしたい。
これまで8戦して6勝の
ビッグアーサー(栗東・
藤岡健一厩舎)は坂路馬場が閉場する直前の時間帯に単走で追い切り。最初は右埒沿いを走って、終始頭を上げる仕草。行きたがるところを懸命になだめて、後半2Fで手綱を譲っての走り。そこから一気にラップを上げて、最後は抜群の伸びでゴール。4F54.9〜3F39.3〜2F24.7〜1F12.2秒は全体時計こそ遅いものの、加速ラップを踏んだことを評価したい。
ダノンシャーク(栗東・
大久保龍志厩舎)は
C.ルメール騎手を背に、2回目のハロー掛けが終了した時間に
サンデーウィザードと併せ馬。追走した分、最後は追いついただけになったが、時計的には4F53.0〜3F38.5〜2F25.0〜1F12.4秒と遅すぎず速すぎずの内容だった。
前走
キャピタルSを勝った
サンライズメジャー(栗東・
浜田多実雄厩舎)は、坂路で2回目のハロー掛け直前の時間帯に単走。4F59.1〜3F42.7〜2F27.5〜1F13.3秒と数字だけ見れば、かなり不安になるような時計だが、これは前走時と変わらない。もともと1週前追い切りである程度やってくるタイプで、この中間もそれはできているので、地味でもこの最終追い切りで問題ない。
(取材・写真:井内利彰)