待望の重賞初Vへ。昨秋に復帰してから着実に地力を強化している
スーパームーンが、さらに上昇気配。一線級の馬と走ってきた経験を生かして、勝利をたぐり寄せる。
2走前の
アルゼンチン共和国杯(5着)はレベルの高い一戦だった。勝ち馬
ゴールドアクターが次戦の
有馬記念を制し、3着の
レーヴミストラルは先週の
日経新春杯を差し切った。強いメンバーを相手に健闘したことは評価できる。
前走の
ディセンバーSは首差2着に惜敗。勝利こそならなかったが、津曲助手は「自分から動いて行って、力のあるところを見せられた」と納得の表情を浮かべる。「使いながら良くなるタイプなので、まだ良くなりそう」と手応えを感じている。
鞍上には、昨年8月に僚馬
ペルーサを5年3か月ぶりの勝利に導いたルメールを配した。7歳にして巡ってきたタイトル奪取のチャンスをしっかりとものにする。
提供:デイリースポーツ