2015年のレースに出走した馬を対象とした「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が国際ハンデキャッパー会議で決定され、IFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された。115
ポンド以上の評価を得た馬が掲載され、日本からはアメリカ(63頭)、イギリス(52頭)に続く3位となる43頭がランクインした。日本馬の頭数としては2012年の35頭を上回り、過去最高となった。
トップは37年ぶりのアメリカ3冠馬となった
アメリカンファラオ。引退レースの
ブリーダーズカップクラシック(アメリカ)を圧勝し133
ポンドを得ていたが、再度検討された結果1
ポンド上乗せとなり、134
ポンドの評価となった。アメリカ調教馬のトップは2008年の
カーリン(130
ポンド)以来。2位は英ダービー、
凱旋門賞(フランス)を勝った
ゴールデンホーン(イギリス)で130
ポンド。3位はシェアドビリーフ(アメリカ)、
トレヴ(フランス)で126
ポンド。
日本勢では
香港カップを勝った
エイシンヒカリが123
ポンドで8位タイとなったほか、27位タイ(121
ポンド)にGI・3勝の
モーリス、GI・2勝の
ラブリーデイ、クラシック2冠の
ドゥラメンテの3頭が入った。昨年引退した
ゴールドシップは42位タイ(120
ポンド)、
有馬記念を制した
ゴールドアクター、
ジャパンカップ2着の
ラストインパクトは59位タイ(119
ポンド)。
(
JRAからのリリースによる)
ラジオNIKKEI