4連勝中の
スーサンジョイの最終デモは、栗東CWで単走。岩元師が自らまたがり、序盤から緩みなくビッシリと追われた。ラスト1Fは実戦さながらの激しい手綱さばきだったが、6F82秒7-41秒5-14秒9と、さすがに脚が上がってしまった。調教駆けしない馬だが、指揮官も「下(馬場)が悪いとはいえ、きつい。ほんまに最後は止まるかと思った」と苦笑い。ただ、攻め馬と実戦は違う。馬なりで物足りなかった1週前リハから一転し、当週はハードトレを敢行。「このくらいやれば(本番は)力を出せるはず」と言い切る。重賞初挑戦がGIと楽ではないが、勢いに乗る4歳馬が大駆けを狙う。
タガノトネールは栗東坂路で十分に負荷をかけられた。4F52秒5-38秒2、しまいは反応良く伸びてラスト1F12秒3を計時。「先週金曜はしまい重視(栗東坂路でラスト1F12秒7)。当週はしっかりとやった。いい動きをしていましたよ」と佐藤助手は納得の笑み。休み明けの
根岸Sは4着に終わったが「1回使った効果はあると思う」と上積みを強調していた。
提供:デイリースポーツ