21日、東京競馬場で
フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)が行われ、先団の後ろでレースを進めた
M.デムーロ騎手騎乗の2番人気
モーニン(牡4、栗東・石坂正厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、最後は後方から追い上げてきた1番人気
ノンコノユメ(牡4、美浦・
加藤征弘厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒0(重、コースレコード)。
さらにアタマ差の3着に7番人気
アスカノロマン(牡5、栗東・川村禎彦厩舎)が入った。なお、3番人気
ベストウォーリア(牡6、栗東・石坂正厩舎)は
アスカノロマンとアタマ差の4着に終わった。
勝った
モーニンは、
父Henny Hughes、
母Giggly、
その父Distorted Humorという血統。前走の
根岸Sに続く連勝でGI初制覇を果たした。デビューから282日目のGI制覇は、ダートでは史上最速の記録となる。
【勝ち馬プロフィール】
◆
モーニン(牡4)
騎手:
M.デムーロ厩舎:栗東・石坂正
父:Henny Hughes母:Giggly母父:Distorted Humor馬主:馬場幸夫
生産者:EmpireEquinesLLC
通算成績:7戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年
根岸S(GIII)
【
M.デムーロ騎手のコメント】
今年最初のGIを勝ててとても嬉しいです。(石坂)先生からはあまりスタートは良くないと聞いていましたが、出していったら凄いスピードがあって、余裕を持って乗れました。直線で先頭に立って物見をしてしまって「
ノンコノユメが来ちゃう」と思いましたが、最後まで頑張ってくれました。おとなしくて乗りやすく、どんな競馬でもできる馬です。