マイネルアウラートから目が離せない。3走前に今回と同じ舞台の
六甲アイランドSを勝った。直線半ばで抜け出し、後続との差を広げ2馬身半差の完勝。続く
阪神Cは中1週で一気の相手強化と、条件が厳しかった。終始、大外で運び0秒6差の9着なら悲観する内容ではない。
佐久間助手は「以前はパドックでひっくり返ったことも。
ステイゴールドの子らしいヤンチャな面があった。調教に乗っていて、急に良くなった感じはしないが、前よりコントロールが利くようになりましたね」と気性面の成長を認める。
以前はマイル戦を中心に使われていた。4走前に初めて7F戦に出走し快勝した。
父ステイゴールド×母の
父トウカイテイオーという配合。血統だけを見たら1400m向きとは考えにくいが、もはや適性ははっきりしている。
久々のマイル戦となった前走(
東京新聞杯3着)で馬券圏内を確保。重賞を勝てるレベルに近づいた。佐久間助手は「気性が勝っているから1400mが合う。前走は相手がそろっていたし、3着なら悪くない。今回も自分の競馬ができれば」と話す。ここは狙い澄ました一戦。
クリーンヒットの快音が響き渡るか。
提供:デイリースポーツ