末脚の鋭さは群を抜いていた。
ジュエラーの最終リハは、栗東DPで
エイシンノーティス(5歳1000万下)と併せ馬。僚馬を大きく追走してスタートしたが、コーナリングで一気に差を詰める。直線は内を突くと、手綱をしごかれ、さらにギアを上げた。タイムの出やすいコースとはいえ、ラスト1Fは10秒9の好時計。極上の切れ味ではじけて、瞬く間に2馬身突き抜けた。
全体時計は5F63秒7-35秒9-10秒9。仲田助手は「良かったです。少し前の馬が離れましたが、ジワッといって反応も確かめられました。先週の追い切りも良かったですが、さらにいいと思います」と上積みを強調する。1日の計測で馬体重は510キロ(前走出走時は504キロ)。「カイ食いも問題ない。
テンションが上がりやすくピリピリしていたが、最近は落ち着いてきた」と心身ともに万全だ。
前走
シンザン記念2着から2戦連続でコンビを組むM・デムーロは「前走はすごく良かった。引っ掛かって、
テンションは高かったけど、最後の伸びはすごかったですね。瞬発力もあります」と声を弾ませる。初の阪神コースにも「坂は大丈夫。直線が長いのもいい」とトーンは高かった。
提供:デイリースポーツ