ハードに攻めた。
キャンディバローズは栗東坂路で4F52秒4-38秒1-12秒1をマーク。同じ
フィリーズレビューに出走する僚馬
ライディングハイ(3歳500万下)に1馬身先着した。「動きは良かったですね。“ラストをしっかりやっていい”と言われたのが意外だった」と、この日が初騎乗だった
武豊も驚きの表情を見せた。
矢作師がこう説明する。「GI(阪神JF=9着)の時が前の週に一杯にやって、当週を軽くして結果が出なかった。徐々に上げていく方がいい」。期待通りに走れなかった前走を踏まえて、策を練ったという。気になる馬体重にも「前走がギリギリ。前走よりは増えているけど、もう少し体重は欲しい。ただ見た目は数字以上にフックラと見せている」と心配のないことを強調。鞍上も「前走の数字(馬体重)を見て、こんなに小さかったんだ…って。そんなに小さく感じなかった」と頼もしそうにした。
「間違いなく1400mはいい。今回のメンバーなら勝負になってもらわないと」。そう言ってトレーナーが期待すれば、
武豊も「バネがあって、ディープ産駒らしい走り。チャンスは十分にある」と力を込める。勝って本番へ-。出走メンバー中、ただ1頭の重賞ウイナーが、ベストの距離で反撃する。
提供:デイリースポーツ