角馬場で小島茂師から池添へスイッチされた
ロードクエストは、向正面から美浦Wへ。内
エデンロック(6歳1000万下)と中
レオニーズ(5歳500万下)を2、3馬身追走。4コーナーで外から並びかけると、直線は軽く仕掛けただけで2頭を2馬身突き放した。
5F70秒0-38秒9-12秒2のタイムに、「先週強めにやったので、今週はサラッと馬の行く気に任せた」と池添。10日に続いて2週連続で追い切りに騎乗したが、「先週は右に張るのが気になったが、きょうは上手に走っていた。いい動きだった」と好感触を口にした。
有力馬の多くが2週前の
弥生賞に出走したことで、同じ
皐月賞トライアルでも頭数が手ごろになりそうだ。
新潟2歳S1着、
ホープフルS2着と実績では一歩リード。先を見据えつつも、ここでは恥ずかしい競馬はできない。池添は「ここでビッシリ仕上げても…。次が本番なので、伸びしろを残しながらしっかり仕上がっている。いい状態」と及第点を与えた。
あとはこれまでの3戦、全てで出遅れているスタートが課題だ。「ゲートの中ではおとなしいが、出るのが速くないらしい。どんなものか見てみたい」と池添。自身は阪神で行われた5年前、
オルフェーヴルで制して3冠制覇へつなげた験のいいレース。「
トライアルなので、本番に向けていろいろ試しながら結果を出せればいいですね」と静かに闘志を燃やしていた。
提供:デイリースポーツ