来年からGIに昇格という話もある
大阪杯。今年も5頭のGI馬をはじめ、豪華メンバーが集結した。ハイレベルの一戦を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/3(日)
大阪杯(4歳上・GII・阪神芝2000m)
ラブリーデイ(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)は昨年、年始めの
中山金杯を皮切りに、
宝塚記念・
天皇賞(秋)という2つのGIを含む重賞6勝をマーク。敗れたレースはいずれも距離に不安があったもので、ベストの2000mならこのメンバー相手でも勝ち負けは必至だろう。
ショウナンパンドラ(牝5、栗東・
高野友和厩舎)は昨年の
宝塚記念3着、
オールカマー優勝、
天皇賞(秋)4着、そして
ジャパンC制覇と、牡馬相手に互角以上の争いを繰り広げた。昨年の本レースは9着だったが、完全に本格化して臨む今回は当然勝ち負けが期待される。
キタサンブラック(牡4、栗東・
清水久詞厩舎)は昨年の
菊花賞でGI初制覇を果たし、続く
有馬記念でも0.1秒差の3着と好走。4歳初戦のここも期待がかかる。いつも実力ほどには人気にならない馬で、馬券的な楽しみも十分。
アンビシャス(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)は前走の
中山記念で
ドゥラメンテ、
リアルスティールと好勝負を演じた(2着)。
イスラボニータ以外のGI馬は休み明けだけに、一度使っているアドバンテージは大きく、ここは突き抜けるところまで十分期待できそうだ。
その他、
香港Cで追い込み2着に入った
ヌーヴォレコルト(牝5、美浦・
斎藤誠厩舎)、出遅れなければ大きな差はない
イスラボニータ(牡5、美浦・栗田博憲厩舎)、
京都記念2着の
タッチングスピーチ(牝4、栗東・石坂正厩舎)辺りも優勝争いの候補。発走は15時35分。