注目の初タッグだ。演歌界の大御所・北島三郎氏が所有する
菊花賞馬
キタサンブラックが、競馬界の“レジェンド”
武豊と初コンビを結成。いよいよ16年の始動戦を迎える。
1週前追い切りは栗東CWを単走で駆け抜け、6F81秒8-38秒8-11秒7を記録。軽く追われただけで鋭く伸びてきた。ひと追いごとに気配は良化している。清水久師は「予定よりも時計が速くなったけど、無理はしていませんからね。休んでいる間も緩めずに乗ってきた。久々を感じさせない仕上がりです」と万全の態勢に胸を張る。視線の先には
天皇賞・春(5月1日・京都、芝3200m)を見据えるが「ここを叩いてからと言うつもりはありません。結果を出したい」とトレーナー。
大阪杯6勝の名手&
菊花賞馬の初タッグ。目が離せない。
中山記念はメンバー最速の上がりで2着。昨年の2冠馬
ドゥラメンテに際どく迫った
アンビシャス。音無師は「強い勝ち馬に首差まで追い上げて2着。自分の競馬さえできれば、確実にいい脚を使える」と愛馬に信頼を置く。1週前追い切りは、栗東坂路で4F51秒1-37秒4-12秒5(仕掛け)。ゴール前は力強い脚さばきで豪快にはじけた。上昇ムードが漂う。「二千でいい競馬ができれば、さらに楽しみが膨らむ。今後のためにも賞金を加算したい」と指揮官は力が入る。GIホースは休み明け。使った強みと持ち前の末脚を武器に金星を狙う。
提供:デイリースポーツ