デビュー3連勝中の
サトノダイヤモンド。いずれも横綱相撲で勝利を収めている。重馬場の新馬戦は好位から楽に抜け出して快勝。2戦目は上がり3F33秒9の瞬発力を見せ、前走の
きさらぎ賞では2着馬に0秒6差をつけて重賞初Vを決めた。
「どんな競馬にも対応できる。メンタル面がしっかりとしているのが長所です。この馬を初めて見た時からオーラがすごかった。王様のような雰囲気でした」と池江師は目を細める。
無敗での
皐月賞制覇となれば父泰郎さんが育て上げた
ディープインパクト以来の快挙。偉業に向けての調整は万全だ。1週前追い切りは栗東CWで6F82秒9-11秒6(一杯)。騎乗したルメールも「とてもいい。放牧から戻った時は少しスリムな感じがありましたが、今は筋肉がしっかりと付いてきました。これならレース週はゆっくりと追い切ればいい」と好感触。1冠目に向けて態勢は整いつつある。
11日、報道陣に対応した中澤助手は「先週、びっしりと追った効果でさらに良くなっている感じがありますね」と上積みを強調。無傷の戴冠へ向けて
皐月賞へ臨む。
提供:デイリースポーツ