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タンタアレグリア国枝師「もう少し時間がかかる」/天皇賞(春)共同会見

  • 2016年04月27日(水) 17時00分
 前走の阪神大賞典(GII)2着から春の天皇賞(GI)に臨むタンタアレグリア(牡4・美浦・国枝栄)。最終追い切り後、管理する国枝調教師の共同記者会見が行われた。

(最終追い切りについて)
「長いところを2回使っていますし、併せたプロディガルサンもだいぶできていましたので、終いの脚を確かめるような追い切りをやりました。先週はプロディガルサンを前に置いて、タンタアレグリアが後ろから進んで内に入る形でした。ただタンタアレグリアは内にモタれてしまいましたね。今週は先週とは逆で、前にタンタアレグリアプロディガルサンが追いかける形でした。全体的に良い流れで調教ができました」

(前走後の調整過程は)
「阪神を使って帰ってきて、特に気になるところはなく馬体も回復していまして、順調です。長いところを使う馬なので、あまりビシバシとやる必要はないでしょうし、馬体の維持を目的に調整をしてきました」

(今回に向けての感触は?)
「終いにもう1つギアが欲しいのですけどね。そういうところがあって、善戦しているという感じなのですけど、もう少し全体に力がついてくれば終いの脚も伸びるかなと思います。今回はそういう意味では何としてでもという感じではないですし、もう少し時間がかかるかなとも思いますけどね」

(皐月賞を制して調子が良い蛯名騎手が手綱を取るが、鞍上への期待は?)
「もちろんあれだけの騎手ですし、長い距離や天皇賞での実績もありますので、期待をしています」

(輸送について)
ゴールデンウィークで道路も混むので、時間をずらして行こうかなと考えています。前回阪神まで行っても特に問題なかったので、輸送自体は大丈夫だと思います」

(距離は?)
「長い方が合うので、良いのではないかなと思います」

(馬場は?)
「できれば良馬場でやりたいですね。馬場が渋るとトビが大きいだけに、ノメるところがありますので」

(枠順は?)
「できれば内の方が良いかなと思っています」

(最後にメッセージを)
「長い距離なのでいろいろな流れもあると思いますし、乗り役もうまく乗ってくれるでしょうから、頑張りたいと思います」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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