昨年の
ジャパンCを制した
ショウナンパンドラと、2冠牝馬
ミッキークイーンが激突。この2頭の一騎打ちとなるか、それとも昨年の覇者
ストレイトガールや重賞連勝中の
スマートレイアーなどが割って入るか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/15(日)
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・東京芝1600m)
ショウナンパンドラ(牝5、栗東・
高野友和厩舎)は今年初戦の
大阪杯で3着。休み明けでプラス14キロと余裕残しだった分、4歳牡馬2頭を捕まえることができなかったものの、ポジションを取りに行く競馬ができたのは収穫だろう。今回の距離はベストとは言えないが、
ジャパンC勝ち馬として牝馬同士のここで負けるわけにはいかないところだ。
ミッキークイーン(牝4、栗東・
池江泰寿厩舎)は前走の
阪神牝馬Sでクビ差届かずの2着だったが、勝ち馬とは2キロの斤量差があり、直線で若干進路取りに手間取ってしまったことも考えると、強さは十分見せたと言っていい。牝馬限定戦では連対を外したことがなく、ここも勝ち負け必至。
スマートレイアー(牝6、栗東・
大久保龍志厩舎)は
東京新聞杯、
阪神牝馬Sを連勝。先行する競馬が板についてきた。本レースは2014年8着、15年10着に終わっているが、3度目の挑戦で悲願のGI制覇なるか。
その他、昨年の覇者
ストレイトガール(牝7、栗東・
藤原英昭厩舎)、
京都牝馬Sで重賞2勝目を挙げた
クイーンズリング(牝4、栗東・
吉村圭司厩舎)、前走は落鉄で2着だった
ルージュバック(牝4、美浦・
大竹正博厩舎)、昨年の
桜花賞馬
レッツゴードンキ(牝4、栗東・
梅田智之厩舎)、ダービー卿CTで牡馬を破った
マジックタイム(牝5、美浦・
中川公成厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。