ダート転向後、負けなしの4連勝を飾っている
アウォーディーが登場。同馬が5連勝を決めて
帝王賞に向かうか、妹
アムールブリエなどがこれを阻むか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/21(土)
平安S(4歳上・GIII・京都ダ1900m)
アウォーディー(牡6、栗東・
松永幹夫厩舎)は
オークランドRCT(1600万)、
シリウスS、
名古屋大賞典、
アンタレスSとダート転向後に4連勝。今回は弟
ラニのアメリカ遠征のため
武豊騎手から
C.ルメール騎手に乗り替わりとなるが、大きな問題はないだろう。ダート無敗のまま
帝王賞に向かいたいところだ。
アスカノロマン(牡5、栗東・川村禎彦厩舎)は前走の
アンタレスSで2着。一旦抜け出すも
アウォーディーに捕まったが、3着馬には3馬身差をつけており、力をつけているところは十分見せた。今回も58キロを背負うが、京都コースは4勝と相性良く、逆転の期待は大きい。
アムールブリエ(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)の参戦で
アウォーディーとの兄妹対決が実現。ここでは紅一点の存在だが、
名古屋グランプリを持ったままで楽勝し、GI
川崎記念でも3着に入るなど牡馬相手でも全く見劣りはしない。兄の連勝を妹が止めるか。
その他、前走久々の中央で4着の
クリソライト(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)、京都替わりプラスの
ロワジャルダン(牡5、美浦・
戸田博文厩舎)、初ダートの
マジェスティハーツ(牡6、栗東・松永昌博厩舎)、昨年の2着馬
クリノスターオー(牡6、栗東・
高橋義忠厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。