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オークス・G1」(22日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、牝馬クラシック2冠目の出走予定馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
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シンハライト=評価B】
母の産駒は相当な能力を秘めるものの、それが脚元とマッチしないのがこの時期。兄姉は順調さを欠くことが多かったが、この馬がここまで順風満帆なのは、この血統をよく知る石坂厩舎の手腕によるものだろう。
まだ前駆体形ながら、トモの質感やボリューム感は
桜花賞以上。走法からもマイルぐらいのイメージはあるが、1週前追いをハードに追われてこの馬体を維持しているのは評価できる。ただ、前走時から使用している接着装蹄のエクイロックが個人的には引っ掛かる。前走時に比べると爪が薄くなっている点は減点材料か。その分だけB評価にとどめた。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前診断〉池添を背に栗東坂路で4F53秒8-12秒3(強め)。
グランジャー(3歳500万下)に1馬身先着。全身を大きく使ってダイナ
ミックに登坂し、追われてからもしっかり集中していた。
提供:デイリースポーツ