15日に行われるGI
プリンスオヴウェールズS(芝10F)へ向けた、日本の1週前登録にあたる Five Days
Declaration(=5日前登録)が、現地9日の正午に締め切られ、日本から参戦の
エイシンヒカリ(牡5、
父ディープインパクト)を含む9頭が出走を表明した。
この登録ステージで回避が確定したのが、昨年のGI仏ダービー馬で、今季初戦のGIイスパーン賞(芝1800m)で6着に敗れた
ニューベイ(牡4、父ドゥバウィ)、昨年のGIパリ大賞(芝2400m)勝ち馬で、同じく今季初戦のGIイスパーン賞9着の
イラプト(牡4、父ドゥバウィ)、昨秋のGIカ
ナディアン国際(芝12F)勝ち馬で、5月5日に
チェスターのハクスレイS(芝10F75y)で自身3度目の重賞制覇を果たしたキャン
ノックチェイス(牡5、父レモンドロップキッド)らである。
一方、4日のGIコロネーションC(芝12F10y)で2着となった後、中10日での参戦となるため動向が注目されていた
ファウンド(牝4、父
ガリレオ)は、登録を残している。
また、5月26日のGIII
ブリガディアジェラードS(芝10F7y)を含む重賞3勝馬で、前日のGIクイーンアンS(芝8F)と両睨みのタイムテスト(牡4、父ドゥバウィ)は、5日前登録の段階に至ってなお、GIクイーンアンSとGI
プリンスオヴウェールズSの両方に登録を残し、他陣営の動向や馬場状態を見つつ、GIクイーンアンSの最終登録となる12日の正午まで態度を保留する構えである。
(文:合田直弘)