「
宝塚記念・G1」(26日、阪神)
連覇に向けて躍動した。22日、
トーセンレーヴ(8歳オープン)をパートナーに栗東CWで行われた
ラブリーデイの最終デモ。上がり重点にラストで仕掛けられると、瞬時に反応して3馬身先着。6F83秒0-39秒0-11秒7を計時した。
「良かったですよ。先週よりも
リラックスしていましたし、直線でいい瞬発力を見せてくれた。コンディションはとてもいい」と上々の切れ味に手綱を取ったルメールの表情は緩む。
前走の香港・クイーンエリザベス2世Cは激しい雨に泣かされて4着。持ち前の鋭脚を繰り出すことはできなかった。「香港は馬場が悪くて厳しかったですね。でも、疲れが取れるのが早かったので、立ち上げはスムーズでした。追い切りは上がり重点にコンディションを整える程度でしたが、動きは良かったですし、走れる状態にあります」と池江師は巻き返しへ意気込む。
仕上がりは万全。だが、梅雨時のため道悪競馬になる可能性はある。「以前よりも
パワーが出てきたので(香港は)4着と踏ん張ることができました。道悪はマイナス材料ですが、それは承知の上」と指揮官。昨年の覇者が意地を見せるか。
提供:デイリースポーツ