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宝塚記念・G1」(26日、阪神)
力強い動きと絶品の時計で好仕上がりを示した。
アンビシャスは22日、栗東坂路で併せ馬。仕掛けられると、瞬時に
トルストイ(6歳500万下)を突き放して0秒4先着。4F51秒2-37秒4-12秒6の好時計をマークした。動きを見守った音無師は「目一杯追うように指示。先週よりも素軽い動きに見えた。納得のいく仕上げ」と力強くうなずく。
「僕もビックリした」。トレーナーが驚きの表情で振り返るのが
大阪杯。それまでの後方で折り合いをつける形ではなく、2番手からG1馬5頭をねじ伏せた。「横山君がスローの展開を読んで判断した。それが勝ちにつながった」と感心する。
今回は前走と同じ阪神内回りコース。距離は1F延びるが「マイナスとは思わない。ジョッキーも“大丈夫”と言ってるから任せようと思う」と全幅の信頼を寄せる。「
ドゥラメンテには2回負けているので勝ちたい。馬名の由来に恥ずかしくないレースを」。“大望”を胸にG1勝ちを狙う。
提供:デイリースポーツ