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函館記念・G3」(17日、函館)
マイネルミラノは13日、併せ馬で大差先着と、仕上がりは文句なしだ。
馬場整地直後の混雑した時間帯に、その姿を現した。自厩舎、他厩舎の馬が入り乱れる函館Wで、力強い伸びを見せて
タマムーンフェイス(3歳未勝利)に1秒2先着、5F67秒5-38秒4-12秒1を計時した。「感じは良さそう。反応が良かった」と騎乗した丹内は満足げな表情だ。
昨年は16頭立て16番と枠に恵まれず、逃げつぶれて8着に。しかし、今年も迷いはない。「ハナへ行って、自分の形で競馬をするだけ」。地元・函館出身の鞍上は、昨年の雪辱に燃えている。相沢師も「展開ひとつ。ハナを切った方がいいよね。ウチが行っても来るのかな。邪魔するなって言っといて」と他陣営をけん制。念願の重賞初タイトルへ、徐々に熱気を帯びてきた。
提供:デイリースポーツ