「
函館2歳S・G3」(24日、函館)
獲物を狙う獣のような末脚だった。
レヴァンテライオンの最終リハは20日、三浦を背に函館Wで
カフジプリンス(3歳1000万下)と併せ馬。3馬身追走して徐々に差を詰め、4角は僚馬の内を突く。直線は軽く肩ムチを入れる程度だったが、一気に加速。四肢を豪快に伸ばし、5F69秒6-39秒5-12秒3で楽々と併入だ。
鞍上は「目いっぱいじゃないし、先週の土曜よりも反応はいいですね。いいパフォーマンスができる状態にあります」と上積みに手応え十分。甲斐助手は「おとなしくて乗りやすいし、むっちゃ具合はいい。それは強調できる」と力を込める。
08年に
フィフスペトルで制した三浦は「毎年のように
函館2歳Sに乗せてもらっているけど、その中でも初戦の内容がいい。自分としてもモノにしたいし、それくらい期待度は高い」と2度目のVに意欲的。全国リーディング首位を走る矢作厩舎の期待馬とともにタイトルをつかむ。
提供:デイリースポーツ