夏競馬最大のレース・
札幌記念。注目はなんと言ってもマイル王
モーリスだろう。距離延長を克服することができるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■8/21(日)
札幌記念(3歳上・GII・札幌芝2000m)
モーリス(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)は前走の
安田記念でついに連勝が止まってしまったが、海外遠征帰りで調整不足だったことを考えれば、連対を外さなかったのはさすがと言える。
安田記念では掛かる面を見せただけに、距離延長の今回は折り合いがカギとなるが、そこをクリアできれば当然勝ち負けだろう。先週来日して早速5勝を挙げたJ.モレイラ騎手の手綱捌きに注目したい。
ヌーヴォレコルト(牝5、美浦・
斎藤誠厩舎)は
大阪杯、
QE2世Cでともに6着と今年は結果が出ていないが、このメンバーに入ればやはり実力上位。ここで巻き返して秋の米国遠征に弾みをつけたいところだ。なお、騎乗予定だった
武豊騎手が騎乗停止のため、今回は
吉田隼人騎手とのコンビで挑む。
その他、重賞3勝の実績がある
ヤマカツエース(牡4、栗東・池添兼雄厩舎)、3歳馬
レインボーライン(牡3、栗東・
浅見秀一厩舎)、連勝中の
レッドソロモン(牡4、栗東・
庄野靖志厩舎)、前走復調気配を見せた
レッドリヴェール(牝5、栗東・
須貝尚介厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。