「
札幌記念・G2」(21日、札幌)
復活を果たしてみせる。昨年の4着馬
ヤマカツエースが17日、函館芝で、3連敗中とは思えぬ軽快なアクションを披露。回転の速いフォームで直線を駆け抜けて、復調をアピールした。
「ちょっと時計は速くなったけど、本馬場でやったからね。コンディションに関しては不安はないよ」と池添兼師はきっぱりと言い切る。少し合図を送った程度だったが、5F60秒2-35秒5-12秒1の快時計をマーク。騎乗した土屋助手も「ずっと状態はいいんだけど、いい動きでしたね。あとは自信を取り戻してくれれば」と期待を寄せた。
福島記念-
中山金杯と重賞を連勝し、年始の段階では中距離路線のスター候補生だったが、次の
京都記念で5着とつまずき、流れを手放した。「前走(
宝塚記念13着)を見ても2200メートルはちょっと距離が長いのでしょう。この舞台は合っているし、いい競馬をしてほしい」とトレーナーは力を込める。ベストの2000メートル、そして洋芝で。実力馬が、本来の走りを取り戻す。
提供:デイリースポーツ