8月27日(土)の新潟5R(芝1600m)でデビューするマーフィー(牡2・美浦・
伊藤大士 父カンパニー 母シャルマンレーヌ 母
父ダンスインザダーク)は、重賞勝ちこそないが、
フラワーC(GIII)、
オークストライアルのサンスポ4歳牝馬特別(GII)で2着となり、
オークス(GI・14着)にも駒を進めた
ジョージビューティが祖母にあたる。また一族には
有馬記念、
天皇賞・秋に優勝した
ホウヨウボーイがいる。
伊藤調教師のコメント。
「ゲート試験に合格後、1度ノーザン
ファーム天栄に放牧に出しています。戻ってきてからは、坂路2本で時計を出して、先週、今週(8/24)とウッドチップコースで追っています。先週もそうでしたが、今週も直線で戸惑うような面を見せていました。ただムチを1発入れると伸びてくれました。まあそれくらい遊びがあった方がいいかなと思いますし、動き自体は良かったですよ。新潟の芝1600mも合いそうですし、血統的にも楽しみですね」
同じレースでデビューするのが、
マイネルクロニクル(牡2・美浦・
畠山吉宏 父ステイゴールド 母マイネプリンセス 母
父アグネスデジタル)。母の
マイネプリンセスも畠山厩舎におり、オープン特別を含め5勝を挙げる活躍をした。
畠山調教師のコメント。
「
マイネプリンセスの子で、父が
ステイゴールドということもあり、会員さんの期待も高い馬ですね。男馬ですが牧場時代は、速いところをやるとお腹が巻き上がるような面もあって、少しデビューが遅れました。こちらに来てからは飼い葉も食べていますし、体が急に細くなったりはしていませんが、先週までは稽古の動きに少し物足りなさを感じていました。ただ今週はジョッキーに乗ってもらってビッシリやっていますので、これで変わってくれればと思います。気性的にはかかる面もなくコントロールもつく感じです。母は成長力のある馬でしたから、この馬もこれからが楽しみです」
8月28日(日)の新潟5R(芝1200m)でデビューする
ダノンハイパワー(牡2・美浦・
菊沢隆徳 父
ダノンシャンティ 母ダノンボンジュール 母
父Shamardal)について、菊沢調教師のコメント。
「美浦に入厩後はゲート試験を含めて、順調にできています。追い切りを重ねるごとに、動きも良くなっています。体型的にも短い距離が向いていると思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)