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札幌2歳S・G3」(3日、札幌)
札幌芝の併せ馬。途中まで遅れていたルメール騎乗の
インヴィクタは8月31日、最後に内の
ラブフルーツ(2歳未勝利)ときっちり並んでゴールを駆け抜けた。「いいコンディション、多分ね」と鞍上。友道師も「ジョッキーに乗ってもらって、しまいだけしっかりやった。落ち着いて、いい動きだった」と手応えをつかんだ口ぶりだ。
新馬戦はもっさりしたスタート。だが、慌てずに中団を追走し、4角手前でポジションを上げると危なげなく押し切った。「スタート、あまり良くなかった。でもその後はいい脚。とても乗りやすい」とルメールが言う操縦性の良さが何よりの武器だ。
その後は放牧をはさんで函館入厩。1週前は5歳オープンの
サクラエールと互角以上の動きを見せており、仕上がりは申し分ない。「1回使って落ち着きが出て、体もシャープになった。相手は強いが、来年は大きいところを狙いたい馬」。ダービートレーナーは“大魔神”佐々木主浩オーナー所有馬に大きな期待を持っている。
提供:デイリースポーツ