スノードラゴン(牡8・美浦・
高木登)が、
セントウルS(GII・芝1200m)に向けて坂路で追い切りを消化した。追い切り後の高木調教師のコメント。
「前走の
CBC賞(GIII・6着)は斤量が58.5キロでしたし、直線で進路がなくて仕掛けが遅くなった上に、前も止まらなかったのでもう少し時計がかかってほしかったですね。前走後はノルマンディー
ファームに放牧に出して、ここを目標に1か月ほど前に戻ってきました。帰厩後はプールと坂路を併用して調整しています。2週続けて坂路で51秒台の時計を出していますので、今週はサラッとやりました。8歳馬とは思えないほど良い動きでしたし、状態も良いですね。
長期休養が明けてからは馬体が柔らかくなりましたし、そのまま良い状態をキープできています。年齢的な衰えもないですね。開幕週なので前が止まらないかもしれないですが、ゲートも出るようになって極端に位置取りが下がることもないでしょうから、対応できると思います。この馬のレースをしたいので、ある程度ペースが流れてほしいですね。久々に57キロの斤量で出走できるのも好材料です」
(取材・写真:佐々木祥恵)