「新馬戦」(11日、中山)
日曜中山5R(芝2000メートル)で初陣を迎える
ダンスウィズユー(牝、
父シンボリクリスエス、美浦・木村)は、牝馬離れした雄大な
シルエットが目を引く一頭だ。「1歳の頃は貧弱な印象だったのが、今年3月くらいから急激に馬が良くなってきた」と木村師は愛馬の成長ぶりに驚きを隠せない。
水曜の最終追い切りでは
ラジオNIKKEI賞を制した
ゼーヴィント(3歳オープン)、
クリミアタイガー(3歳500万下)と3頭併せを敢行し、6F84秒6-40秒0-13秒0をマーク。530キロ前後の馬体を揺らし、先輩牡馬2頭に負けない動きを披露した。指揮官は「いい意味で走りに力みがある。張り切るタイプですね」と説明。「若馬の頃からトラブルなく調教を積んでいて、馬もしっかりしている」と合格点を与えた。
半兄の
ブラックバゴは14年
ホープフルS3着、15年
京成杯2着。兄が好走した中山芝2000メートルの舞台でV発進を決める。
提供:デイリースポーツ