9月27日の栗東トレーニングセンターは厩舎従業員レクレーションのため全休日。ただし、今週末の重賞に特別登録している馬のみ、調教馬場の使用が可能という変則日程。
スプリンターズS(10月2日・中山芝1200m)に出走予定の
ミッキーアイル(栗東・
音無秀孝厩舎)は27日に調教し、今朝28日に最終追い切りを行っている。
開門直後から7分くらい経った時間帯に
松山弘平騎手が乗って、
ランウェイワルツとともにスタート。最初は
ランウェイワルツを追走していたが、100mほど進むと行きたがる仕草を見せて、2F標識を過ぎたあたりでは追い抜いていった。
そこからはもう独壇場。ぐんぐんと後ろを引き離して、最後は単走のような形でゴール。時計は4F50.0〜3F37.7〜2F25.6〜1F13.3秒とこの中間で最も速い時計。全体時計は前走
高松宮記念2着時より0.3秒遅いだけの優秀な数字だが、ラスト1Fが1秒ほど遅くなっているので、この点がどうかだろう。しかし、休み明けでも手加減なしにしっかり仕上げてきたといった感じ。
(取材・写真:井内利彰)