「
凱旋門賞・仏G1」(2日、
シャンティイ)
2分23秒61と欧州の競馬では珍しいほどのレコードタイムで勝利を決めたのは、愛国馬で3番人気の
ファウンドだった。中団の内を追走。直線は馬群を割って一気に抜け出したあたりは、日本でもおなじみのムーアらしいそつのない騎乗だった。昨秋の米
BCターフを制したが、近5走は全て2着。そんな惜敗キャラを大一番で返上した。
驚くべきは管理する名伯楽エイダン・オブライエンだ。9番人気の
ハイランドリールが2着、8番人気の
オーダーオブセントジョージが3着となったが、上位3頭はいずれも同厩舎の所属馬。他にもG16勝馬
マインディングなどが出走する可能性があったが、出走馬を3頭に絞り、見事に上位を独占した。
提供:デイリースポーツ