「
スプリンターズS・G1」(2日、中山)
全く力を出し切れなかった。1番人気に支持された
ビッグアーサーはまさかの12着。春秋ス
プリントG1制覇はならなかった。
逃げた秋初戦と同じ1枠1番。好位で我慢して抜け出すタイミングを待っていたが、馬群に囲まれて万事休す。前が壁になったまま脚を余した。「最低の騎乗。メチャクチャ具合が良かったけど、うまくさばけなかった。スムーズだったらはじけてたやろうなぁ。悪いことをした」と福永は肩を落とした。
「何もできなかった」。最高の仕上げを施し、送り出した藤岡師も唇をかむ。「最後はつまずいているし、けがをしなかったから良かった。競馬だからしょうがないけど、悔いが残る」。次走は未定。不完全燃焼に終わっただけに、リベンジが期待される。
提供:デイリースポーツ