今年からGIIIの格付けがついたサウジアラビア
ロイヤルC。素質馬は揃っているものの、抜けた存在はおらず混戦模様のレースと言えそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/8(土) サウジアラビア
ロイヤルC(2歳・GIII・東京芝1600m)
クライムメジャー(牡2、栗東・
池江泰寿厩舎)は中京の新馬戦を勝利。終始外を回る競馬で、直線でもモタれる場面がありながらの完勝だった。2着に負かした馬も次の未勝利戦で勝ち上がっており、素質はかなりのものがありそう。兄
サトノノブレスに続く重賞ウイナーとなれるか。
ダンビュライト(牡2、栗東・
音無秀孝厩舎)は評判馬が揃っていた新馬戦で5馬身差圧勝。不良馬場でのものなので、馬場状態が良くなった時にどうなるかという点はあるが、高い素質がなければあれだけのパフォーマンスはできないだろう。
ルーラーシップ産駒初の重賞制覇の期待がかかる。
その他、
函館2歳Sで大きく出遅れながらも6着まで追い上げた
バリンジャー(牡2、美浦・
奥村武厩舎)、決め手上位の
ブレスジャーニー(牡2、美浦・
本間忍厩舎)、未勝利勝ちの内容が良かった
ロジムーン(牡2、美浦・
萩原清厩舎)なども重賞初制覇を狙う。発走は15時45分。