「サウジアラビアRC・G3」(8日、東京)
“大物”を予感させた。音無厩舎期待の
ダンビュライトが5日、朝一番の栗東坂路を躍動。
毎日王冠に出走するG2ウイナーの
アンビシャス(4歳オープン)の胸を借り、最後までしぶとく食らいついた。
一杯に追われて4F52秒9-39秒1-13秒3をマーク。馬場が重かった分、ラスト1Fは時計を要したが、見た目は数字以上に迫力があった。指揮官は「2歳でこれだけ動けたらすごいよ。かなりのモノを持っていると思う」とキャリア1戦の若駒に目を丸くした。
初戦は不良馬場をものともせず、後続に5馬身差をつけて圧勝。トレーナーは「レースセンスがいい」、「瞬発力がすごい」と潜在能力の高さにほれ込む。跳びのきれいな馬だけに、良馬場ならさらに力を発揮できそうだ。
提供:デイリースポーツ