「
秋華賞・G1」(16日、京都)
逆襲に向け、状態が上がってきた。
桜花賞馬
ジュエラーは5日、栗東坂路で
ワントゥワン(3歳500万下)に半馬身先着。4F54秒8-40秒1-12秒9でのフィニッシュに、藤岡師は「元気ですよ。前走は使えるかどうか微妙だったが、使えたのは良かった。上積みは見込めるよ」と出来アップを約束した。
始動戦のローズSは2番人気に支持されたが、直線で馬群に沈み11着に大敗。骨折明けで
桜花賞以来の実戦とあって、馬体重は10キロ増だった。「追い切り本数が足りず、馬体に余裕があった」と、トレーナーは明かす。
それでも収穫はあった。本番は京都内回りが舞台。これまでの末脚一手では分が悪く、好位4、5番手につける競馬を試みた。「次に向けてという意味では、いい競馬内容。前走の経験を生かして」と、巻き返しに手応えをつかんでいる。
提供:デイリースポーツ