「
秋華賞・G1」(16日、京都)
大本命の
オークス馬
シンハライトが故障で回避。風雲急を告げる
秋華賞となったが、こうなれば桜の女王
ジュエラーが黙ってはいまい。骨折明けのローズSで無事に復帰(11着)。胸を張って最後の1冠に挑む。
1週前追い切りは栗東坂路で4F54秒8-12秒9。一杯に追われて末脚を伸ばし、僚馬
ワントゥワン(3歳500万下)に0秒1先着した。藤岡師は「とてもいい動きだった。変わりなく順調。カイバもしっかり食べているし、前走を1回使った上積みは大きい」と状態アップを口にする。さらに「今回は京都の内回り2000メートルに変わるが、全く心配することはない」と自信たっぷりに言い切った。
M・デムーロも意気込み十分だ。「前走はスタートが一番大切と思っていたからね。いい位置を追走できたのは良かった。思ったように伸びなかったのは馬場が悪かったから。馬体は10キロ増えていたけど太くなかった」と、本番に向けて手応えをつかんだ様子。
関東馬や夏の上がり馬の存在も気になるが、もはや譲れぬ戦いだ。完全復活をアピールするとともに、牝馬三冠最終章をきっちりと締めくくる。
提供:デイリースポーツ