今週土曜日(10/15)、東京競馬場で行われる
府中牝馬S(GII・芝1800m)に出走予定の各馬について、関係者のコメント。
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カフェブリリアント(牝6・美浦・
堀宣行)について、橋本調教助手。
「前走(
京成杯AH・GIII・2着)はうまく立ち回れて、口向きの悪さも許容範囲でした。直線で前が開いた時には勝てるかと思いましたけど、勝ち馬が1枚上でした。レース後、1度短期放牧に出ましたが、1回使われていますし、仕上がりも早い馬なので、力を出せる状態になっています。
中間も引き続き口向きの悪さも許容範囲で、今日(10/12)も終いがしっかりしていましたので、状態は良いと思います。昨年も随分行きたがっていましたが、距離はこなして頑張っていましたし、あとは口向きと折り合い次第かなと思います。体は前走より減っているかもしれないですけど、大丈夫でしょう」
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マジックタイム(牝5・美浦・
中川公成)について、中川調教師。
「今日の追い切りは、前に馬を置いて直線で併せました。予定通り順調に来ています。夏場に
関屋記念(GIII・3着)を使った時はゆるさがありましたが、それなりの競馬をしてくれました。あの時よりもいいくらいだと思います。折り合いは心配ないのですが、ほぼマイル中心に使ってきているので、1ハロン延長がどうかといったところですね」
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シュンドルボン(牝5・美浦・
矢野英一)について、
吉田豊騎手。
「これまで追い切りに乗った記憶はないのですが、元々競馬でも乗りやすく、今日もリズム良く走っていて乗りやすかったです。ひと息入っていますが太め感ないですし、状態も良さそうですね。前でも競馬ができますし、後ろからでも脚を使えます。枠順にもよりますが、折り合いもバッチリつきますし、どんな競馬でもできる馬です。ヴィクトリアM(GI・9着)は、マイルということもあり前半モタモタしていましたが、終いは伸びてくれました。一瞬の切れより長く脚を使う競馬の方が合っていますね。相手関係にもよりますが、あとはどれくらいやれるかだと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)